横田空域 日米合同委員会でつくられた空の壁 (角川新書) pdfダウンロード

横田空域 日米合同委員会でつくられた空の壁 (角川新書)

によって 吉田 敏浩

横田空域 日米合同委員会でつくられた空の壁 (角川新書) pdfダウンロード - 横田空域 日米合同委員会でつくられた空の壁 (角川新書)は必要な元帳です。 この美しい本は吉田 敏浩によって作成されました。 実際、この本には381ページあります。 横田空域 日米合同委員会でつくられた空の壁 (角川新書)は、KADOKAWA (2019/2/9)の作成によりリリースされました。 横田空域 日米合同委員会でつくられた空の壁 (角川新書)の簡単なステップでオンラインで表示できます。 ただし、ラップトップ用に保管したい場合は、ここで保存できます。

横田空域 日米合同委員会でつくられた空の壁 (角川新書)の詳細

本のタイトル : 横田空域 日米合同委員会でつくられた空の壁 (角川新書)
作者 : 吉田 敏浩
ISBN-10 : 4040822323
発売日 : 2019/2/9
カテゴリ : 本
以下は、横田空域 日米合同委員会でつくられた空の壁 (角川新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
「東京、神奈川、埼玉、群馬のほぼ全域、栃木、新潟、長野、山梨、静岡の一部、合わせて一都九県に及ぶ広大な空域である。(中略)、最高高度約七〇〇〇メートルから、(中略)、日本列島中央部の空をさえぎる、ヒマラヤ山脈なみの目に見えない巨大な「空の壁・塊」となっている。(中略)。そこは日本の領空なのに、米軍が(中略)優先的に使用できる空域である。空域の航空管制を、横田基地の米軍が握っているからだ。」(本書第一章)。著者は、この空の植民地について、執拗に切り込んで行く。まずは、米軍にとっての存在意義。一つは、アジアにおける米軍の航空輸送・航空戦力のハブ。もう一つは、山岳地帯の超低空飛行訓練を米本土に戻ることなく実施できること。後者は、オスプレイやヘリコプターによる特殊任務と、空母艦載機を含む戦闘機の対地攻撃訓練だそうだ。敵のレーダー網を避けて侵入する為に、昼夜を問わず行う。日本政府や地元に断り無しで済む。その次は、日本側が受ける障害や被害だ。羽田空港の離着陸ルートが大きな制約を受ける。羽田空港を利用した方なら、旅客機の迂回ルートが分かるだろう。横田、厚木、横須賀、座間などの米軍基地と都心の赤坂を低空で頻繁に往来するヘリコプター。群馬の山岳地帯の超低空訓練。騒音と危険は言うまでもない。更に、著者は、その横田空域の法的根拠の曖昧さ、と言うよりも闇を詳述する。日米地位協定と日米合同委員会に、根拠があると思われるのだが、明文の日米合意は見つけられない。日本の所管官庁に情報公開を求めても、黒塗りの資料しか出てこない。同じ敗戦国である、ドイツやイタリアにおいては、米軍航空機はその国の航空管制下にあるのに、なぜ日本はと憤る。詳細かつ具体的な本書の記述は、非常に読み応えがあった。本書を読んで思い当たった私の記憶を最後に挙げて置く。御巣鷹山にJAL123便が墜落した時、横田や厚木の米軍は、墜落地点までヘリで追尾しており、夜間の山岳救難飛行も可としていた。それを日本政府は断り、夜明けを待って習志野空挺団を出動させたと言う話。横田空域のど真ん中の御巣鷹山は、米軍ヘリにとって中庭同然だったのだろう。日本政府は、面子に拘らず借りを返して貰うべきだったのだ。

0コメント

  • 1000 / 1000